はじめに
酸と塩基は、化学の基本概念の一つであり、日常生活でもよく見られる物質です。例えば、私たちが飲むレモンジュースは酸性、掃除に使う重曹、石鹸は塩基性です。このような酸と塩基の性質を理解することで、身の回りの現象についての理解が深まります!今回も、文系の方にもわかりやすく、酸と塩基の基本的な概念について解説します!
酸性と塩基性
酸性
酸性を持つものは次の4つのような共通な性質を持つ
- 青色リトマス紙を赤色に変える(中学の復習)
- 酸味をもつ(すっぱい!)
- 金属と反応して水素を発生する!
- 塩基と反応して、塩基性(アルカリ性)の性質を打ち消す!
酸性を示す物質を酸という!
酸性の物質
主な酸性の物質を紹介します。
この6つ以外にもありますが、有名なものを紹介しました!
塩基性(アルカリ性)
塩基性を持つものは次の2つのような共通な性質を持つ
- 赤色リトマス紙を青色に変える
- 酸と反応し、酸性の性質を打ち消す!
塩基性を示す物質を塩基という!
木などを燃やしてできる灰は、酸の性質を打ち消すことが古くから知られており、灰には塩基が含まれている!
塩基性の物質
この4つ以外にもありますが、有名なものを紹介しました!
【中学の復習】
酸:水溶液中で電離してH+を生じる物質
塩基:水溶液中で電離してOH−を生じる物質
※電離とは、水溶液でイオンに分かれること!
イオン結合の復習!←こちらをクリック!
おわりに
酸と塩基の基本的な性質や定義について、簡単にご紹介しました!これらの知識は、日常生活の中でも役立ちます。例えば、料理や掃除で使う物質の性質を理解することで、より効果的に使えるようになります。また、化学に興味を持つきっかけになるかもしれません。これからも身の回りの化学現象に目を向けて、新しい発見を楽しんでください!次はアレニウスの定義や、ブレンステッド・ローリの定義について解説しますのでチェックお願いします!
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