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化学講師が教える 5分でわかる! 相対質量 原子量 分子量 式量 

化学基礎
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はじめに

ここからは単元が変わり、物質量と化学反応式に入ります。皆さんが苦手なmol分野です笑!ですが噛み砕いてカンタンに解説しますので安心してください!今回は相対質量、原子量、分子量、式量について、文系の方にもわかりやすく解説していきます!

相対質量

相対質量とは、炭素12C原子1つの重さを12としたときの他の原子の質量のこと!

例)水素の相対質量

  • 炭素の質量を12!→炭素が基準となる!
  • 水素原子が12個ある時、炭素1個のとき同じ重さになる!
  • 水素原子の相対質量はとなる!(計算法:炭素の質量12÷水素原子の個数12

基準は炭素!
・炭素の重さ12としたとき、他の原子は炭素と比べどのくらい重いのかということ!
・マグネシウムの相対質量は約24なので、約炭素の2倍重いということ!

相対質量の求め方!

各原子の相対質量を求めるには、炭素12C原子1つの重さを12として比例式を作る!

例)水素Hの相対質量

  • このように炭素を基準とし、各原子を求めることができる!
  • 水素Hの相対質量は1.0078であり、有効数字2桁では1.0となる!

原子量

  • 原子量とは、同位体の相対質量に存在比をかけて、足し算したもの
  • 炭素の質量はほとんどが12だが、わずかに重い質量数13のものが存在する!(同位体)
  • そのため、それぞれに天然に存在する割合をかけてあげないといけない!
    (全部12なら楽なのに…少し重いものがあるとそれも考慮しないといけないので、計算が少し複雑に…)
  • ほとんどの原子には同位体が存在している!

例)炭素の原子量を求めよう!12Cの存在比は98.93%、13Cの存在比は1.07%である
※計算にチャレンジしたい人は、計算が終わってから、スクロールしてね!

  • 炭素の原子量は12.0107である
  • 有効数字2桁では12であり、基本的に計算では12を用いて計算する

分子量

分子量とは、分子式に含まれる元素の原子量の総和のこと!

例)CO二酸化炭素の分子量! Cの原子量は12、Oの原子量は16を使って求める!
※ほとんどの問題では原子量が与えれることがほとんどであるが、原子量を覚えておくと楽に計算できる!(覚えるまで問題を解こう笑)

  • 二酸化炭素の分子量は44である
  • 他に、水の分子量は18、窒素Nの分子量は28(Nの原子量が14であるため)

式量

式量とは、イオン式や組成式に含まれる元素の原子量の総和

例)硫酸イオンSO2ーの式量! Sの原子量は32、Oの原子量は16、
電子の重さは考えない!軽すぎるから

  • イオンのときでも、元素の原子量の総和で計算する!

さいごに

相対質量、原子量、分子量、式量について理解できたでしょうか?この単元を深く理解することで、次のmol計算がスムーズにいくと思います!おすすめの参考書のリンクを貼っておきますのでぜひ、購入してみてください!化学基礎や化学は、問題の傾向が似ているため問題量を解くことが鍵になります!これからも、文系の方にも分かるようにカンタンに解説していきますのでお願いします!エックスもフォローお願いします!




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