スポンサーリンク
スポンサーリンク
※当ブログはアフィリエイト広告を掲載しています

簡単実験 スライムをつくろう!

実験
※当ブログはアフィリエイト広告を掲載しています

はじめに

スライム作りは、子供から大人まで楽しめる簡単で楽しい化学実験です。このブログでは、スライムの作り方とその原理、さらに塩やレモンを加えた場合の変化について説明します!子供の実験に思われがちですが、高校化学の分野でスライムが成り立つ理由がしっかりと説明できるようになります!

実験に使うものと手順について

準備するもの

  • プラスチックのコップ 2個
  • 割り箸
  • はかり
  • スプーン
  • ビーカーなどの計量カップ
  • 洗濯のり(PVA)
  • ほう砂
  • 色紅、絵の具(色をつけるもの)

実験手順

STEP
PVA液の準備

1つ目のプラスチックコップに100mlのPVA液を入れる、好みの色に食用着色料を加えてよく混ぜます。(絵の具は入れなくてもできます!)

STEP
ホウ砂水溶液の準備

2つ目のプラスチックコップに約5gのほう砂と水(お湯の方が溶けやすい!)100mLを入れます。
※ホウ砂は薬局などで購入できます

この溶液を混ぜると

STEP
スライムの作成

コップ①の溶液にコップ②の溶液を少しずつ加えながら、ゆっくりと混ぜます。最初は少量のホウ砂水溶液を加え、徐々に増やしていきます。全体が均一になるまでしっかりと混ぜ続けると、スライムが形成されます!

割り箸を使って混ぜると!

原理を細かく解説!

  • スライムは、ポリビニルアルコール(PVA)とホウ砂(ホウ酸ナトリウム)の化学反応によって生成されます。
      

                              

                                          
  • PVAは水溶性の高分子で、ホウ砂は水に溶けてホウ酸イオンを生成します。


  • ホウ酸イオンはPVAのヒドロキシル基(-OH)と結合し、架橋結合を形成します。

    ①上の構造式のようにホウ酸イオンのOHPVAのOH水素結合することによって、架橋構造が形成される!
    ②①により隙間ができるためその間に水分子がたくさん入り込むため、固体と液体の中間のような物質になる!


  • この架橋結合により、PVA分子同士が三次元的な構造を形成し、粘性の高いゲル状のスライムが生成されます。

おわりに

スライム作りは楽しくて簡単な実験で、科学の基本的な原理を学ぶ良い機会です。このブログの手順に従って、安全に楽しくスライム作りを体験してください!次回は塩やレモンを加えてみて、スライムの変化がどうなるのかについての記事をあげますのでお楽しみに!

スライムに塩とレモンをかけるとどうなるの?

エックス(旧ツイッター)も始めたのでフォローお願いします!

エックスはこちらをクリック!





コメント

タイトルとURLをコピーしました