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化学基礎 金属のイオン化傾向 5分でわかる

イオン化傾向
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はじめに

金属は私たちの生活に欠かせない存在です。私たちは、金属の特徴や性質を利用して、さまざまな製品を作り出しています。中でも、金属の「イオン化傾向」という性質は、化学的な反応や製品の耐久性に大きく関わっています。今回は、この「イオン化傾向」について、さらに金属イオン同士の反応にも触れながら、文系の方にもわかりやすく説明していきます!

イオン化傾向

イオン化傾向とは、

  • 金属がどれくらい簡単に電子を失って陽イオンになるかの性質を示したもの
  • イオン化傾向が大きいと、陽イオンになりやすい
  • イオン化傾向が小さいと、陽イオンになりにくい

金属はほとんど陽イオンになる!
理由→価電子が1〜3のものが多く、イオン化エネルギーが小さい傾向にあるため

イオン化列

イオン化列とは、金属をイオン化傾向の大きい順に並べたもの

※水素H2は金属ではないが、陽イオンに入るので表に入れています!

リッチに貸そうかなまああてにすんなひどすぎる借金!で覚えよう
・Ptがなぜ借金かというと、白金と借金が似ているから!
・イオン化傾向が高い=反応しやすいということ!

金属と金属イオンの反応

例)硫酸銅(II)CuSO4水溶液に亜鉛Znを浸したときの反応

イメージ図

イメージ図:亜鉛板に銅が付着する様子

  • 硫酸銅(II)CuSO4水溶液は硫酸イオンSO42−と銅イオンCu2+が電離して存在している!
  • 銅と亜鉛は亜鉛Znの方が、イオン化傾向が大きいため亜鉛の方が陽イオンになりたい!と思っている!
  • そのため、亜鉛Znが陽イオン(Zn2+)になるために電子eを2つ放出する!
  • 水溶液中の銅イオンCu2+が亜鉛が放出した電子eを2つ受け取って、亜鉛板の表面に銅Cuが析出する!

イオン反応式を書いてみよう!

亜鉛が出した、電子を銅イオンがうけとってCuが析出した反応式となっている!
あとは電子を削除すれば、亜鉛と銅イオンから亜鉛イオンと銅が析出したイオン反応式となっている!

イオン傾向や電池、電気分解で大事なこと
①しっかりと、イメージ図を書けること!
②反応式が書けること!反応式が書けば、ほとんどの問題を解くことができる!

おわりに

今回は金属のイオン化傾向について解説しました!これからやる化学電池や、金属と水、酸、空気との反応についても関わってくる大事な範囲ですので、しっかりと暗記しましょう!

また、この記事を参考にしながら、実際の問題にチャレンジしてみるのも良い方法です。自分の理解を深めるために、ぜひたくさんの問題を解いてみましょう。おすすめの参考書のリンクを貼っておくので、ぜひ活用してください!これからも、文系の方にもわかるように化学基礎を解説しますのでチェックお願いします!

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