今シーズン、日本各地でインフルエンザが急速に拡大しています。2025年11月28日に発表された厚生労働省の最新データによると、全国の1医療機関あたりの報告数は「51.12人」と、前週よりおよそ1.4倍に増加しました。これは14週連続の増加となっており、さらに39都道府県が「警報レベル(30人)」を超過しています。
本記事では、この深刻な状況をわかりやすく整理するとともに、予防策やおすすめ対策グッズ、家庭でできるケアまで、最新のインフルエンザ対策情報をまとめて解説します。
インフルエンザが流行するこの季節、正しい知識と備えはあなた自身と大切な家族を守る力になります。
◆ インフルエンザ感染状況のポイント
厚生労働省が発表したデータから、今回のインフルエンザ流行の特徴を整理します。
● 急増する感染者数
11月23日までの1週間において、全国約3000医療機関の報告による感染者数は、
➡ 1医療機関あたり「51.12人」
前週の約1.4倍という急激な伸びを見せています。
これは例年の同時期と比較しても非常に高い数字で、季節流行のピーク前にすでに“異例の増加率”となっています。
● 39都道府県で「警報レベル」
「警報レベル」の目安は1医療機関あたり30人。
それを大きく上回る県が続出しており、なかでも…
- 宮城県:89.42人(全国最多)
- 福島県:86.71人
と、東北地方では特に深刻な状況が続いています。
● 全国8,817校が休校・学級閉鎖
感染拡大は学校にも影響しており、休校や学級閉鎖が前週の約1.4倍の8,817校に拡大しています。
子どもを中心に広がりやすい状況が続き、家庭内感染リスクも高まる一方です。
◆ なぜ今年はインフルエンザが拡大しているのか?
いくつかの理由が専門家によって指摘されています。
● ① マスク着用率の低下
コロナ禍以降、マスクの着用は減少傾向にあり、人と接触する場面で飛沫が広がりやすくなっています。
● ② 免疫の低下
過去数年、コロナの影響でインフルエンザの流行が小規模だったため、
社会全体でインフルエンザに対する免疫が弱まっているという見方があります。
● ③ 早い時期からの流行開始
例年は12月〜1月にピークを迎えますが、今年は秋頃から増加傾向が強く、
“早期流行 + 急増”というダブルパンチになっています。
◆ インフルエンザの主な症状
インフルエンザは風邪と似ているようで、劇的に症状が進行したり、急な高熱を引き起こす特徴があります。
- 突然の38℃以上の高熱
- 全身のだるさ、関節痛、筋肉痛
- 強い悪寒
- 頭痛
- 乾いた咳
- 喉の痛み
特に子どもや高齢者、基礎疾患のある方は重症化しやすいため注意が必要です。
◆ 今すぐできるインフルエンザ予防策
感染を防ぐには、日常生活での対策が非常に重要です。
● ① 手洗い・うがいの徹底
最も基本的ですが、最も効果的。
特に外出後は石けんで30秒以上の手洗いがおすすめ。
● ② 室内の湿度管理(50〜60%)
乾燥するとウイルスが空気中に漂いやすくなり、感染力も高まります。
● ③ マスク着用
特に公共交通機関、人が密集する場所ではマスクが有効です。
● ④ こまめな換気
冬は寒いため換気を怠りがちですが、1時間に5分は窓を開けましょう。
● ⑤ 免疫力を高める生活
- 栄養バランスの良い食事
- 良質な睡眠
- 適度な運動
◆ 【おすすめ対策グッズ】家庭での感染を防ぎたい人へ
流行が拡大している今こそ、家庭での感染予防を強化するのが重要です。
★ 1. 加湿空気清浄機と加湿器
乾燥を防ぎつつ、空気中のウイルス対策にも有効。
シャープ「プラズマクラスター」シリーズは加湿も空気清浄も高性能。
★ 2. 高性能マスク(N95・KF94)
人混みに行くときは通常の不織布よりも高性能のタイプが安心。
★ 3. 手指消毒用アルコール
家庭用・携帯用の両方を揃えておくと便利。
速乾タイプはとくに人気。
★ 4. 体温計(予備含め2つ推奨)
子どもがいる家庭では、予備の体温計があると安心。
★ 5. 免疫サポート系サプリ
ビタミンC・D、亜鉛などのサプリは免疫維持に役立つとされています。
過度な期待は禁物ですが、日常の体調管理としては有用。
◆ インフルエンザに感染したときの対処法
もし感染した場合は、早期対応がとても大切です。
● ① すぐに医療機関へ
インフルエンザ治療薬は発症から48時間以内に服用することが重要。
● ② 水分補給
高熱により脱水症状が起きやすいので、
経口補水液・スポーツドリンクなどをこまめに。
● ③ 解熱剤の使い方
市販の解熱剤は使い方に注意が必要。
特にアスピリン系は子どもにNGです。
● ④ 無理せず休む
インフルエンザは体力を消耗しやすく、無理をすると悪化します。
十分な休息をとりましょう。
◆ 子ども・高齢者がいる家庭は特に注意
家庭内感染の中心になりやすいのが「子ども」。
学校・保育園で広がりやすいため、以下の点に注意が必要です。
- 帰宅後すぐの手洗い・うがい
- タオルの共有を避ける
- 熱がある場合は無理をさせず早めに受診
- 部屋を分ける、マスクをするなど家庭内感染対策
高齢者の場合、肺炎など重症化のリスクが高まるため、家族全員での予防が大切です。
◆ いつまで流行は続く?今後の見通し
例年、インフルエンザのピークは1〜2月ですが、今年はすでに高い数値を記録しており、
「長期戦になる可能性が高い」と専門家は指摘しています。
特に、
- 気温の低下
- 乾燥の進行
- 年末年始の人流増加
これらが揃う12月〜2月にかけて、さらに患者数が伸びる恐れがあります。
◆ まとめ:今は「最大警戒レベル」で予防を
今、日本のインフルエンザ感染状況は明らかに深刻さを増しています。
- 39都道府県が警報レベル超え
- 1医療機関あたり51.12人
- 学校の休校・学級閉鎖も急増
- 流行期間は長期化する可能性
これらを踏まえ、今こそ個人と家庭での予防対策が欠かせません。
「少し大げさかな?」と思うくらいの対策が、結果的に家族を守る最善の方法です。
この記事を参考に、必要な備えを整え、できるだけ安全に冬を乗り越えていきましょう。
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