はじめに
冬は「寒いから外で遊べない」「自由研究のネタが思いつかない」と思われがちですが、実は冬だからこそできる実験がたくさんあります。気温の低さ、乾燥、雪や氷といった冬特有の条件は、科学実験にとって最高の素材です。
この記事では、冬にできる実験5選として、家庭で安全にできる・学校の自由研究にも使える・写真映えもする実験を厳選して紹介します。小学生から中学生、高校生の基礎実験まで幅広く応用できる内容です。
実験① 氷点下マジック!過冷却の実験
実験の概要
ペットボトルの水が、凍っていないのに衝撃を与えた瞬間に一気に凍る――そんな不思議な現象を体験できるのが過冷却の実験です。冬の屋外や冷凍庫を使えば簡単に再現できます。
用意するもの
- ミネラルウォーター(不純物の少ないもの)
- ペットボトル(未開封)
- 冷凍庫 または 氷点下の屋外
- 受け皿
実験手順
- ミネラルウォーターを冷凍庫に入れる(約2〜3時間)
- 凍らずに液体のままになっていることを確認
- 取り出して軽く振る、またはコップに注ぐ
- 一気に凍る様子を観察する
実験の原理
水は通常0℃で凍りますが、刺激がなければ0℃以下でも液体のまま存在することがあります。これが「過冷却」です。衝撃を与えることで結晶化が始まり、瞬時に凍結します。
考察・自由研究ポイント
- なぜミネラルウォーターが向いているのか
- 水道水との違い
- 冷やす時間による成功率の変化
実験② 雪がなくてもOK!人工雪を作る実験
実験の概要
「雪が降らない地域でも冬の実験がしたい!」そんなときにおすすめなのが人工雪の実験です。吸水性ポリマーを使って、雪のようなふわふわした物質を作ります。
用意するもの
- 紙おむつ(新品)
- はさみ
- ボウル
- 水
実験手順
- 紙おむつの中身(吸水ポリマー)を取り出す
- ボウルに入れて少量ずつ水を加える
- 白くふわふわした人工雪の完成
実験の原理
紙おむつに使われている高吸水性ポリマーは、水を吸収して膨らむ性質があります。この構造が雪の結晶に似た見た目を作ります。
考察・応用
- 水の量による状態変化
- 本物の雪との違い
- 環境への影響
実験③ 乾燥を見える化!静電気の実験
実験の概要
冬になると起こりやすい静電気。これを利用して、冬の乾燥と電気の関係を学ぶ実験です。
用意するもの
- 風船
- セーターやウール素材
- ティッシュペーパー
実験手順
- 風船をセーターでこする
- ティッシュに近づける
- ティッシュが引き寄せられる様子を観察
実験の原理
乾燥した空気では電気が逃げにくく、静電気がたまりやすい状態になります。冬に静電気が多い理由がここにあります。
考察ポイント
- 湿度を変えるとどうなるか
- 夏との比較
- 静電気対策への応用
実験④ 氷のレンズで太陽光を集める実験
実験の概要
透明な氷を使ってレンズを作り、光を集める実験です。冬ならではの自然素材を活かした理科実験として人気があります。
用意するもの
- 透明な氷
- 手袋
- 黒い紙
- 太陽光
実験手順
- 氷をレンズ状に削る
- 黒い紙の上にかざす
- 光が一点に集まる様子を観察
実験の原理
氷は透明な物質なので、光を屈折させる性質があります。形を整えることでレンズと同じ働きをします。
実験⑤ 寒さで変わる!二酸化炭素の実験
実験の概要
冬の低温環境を利用して、気体の体積変化を観察する実験です。
用意するもの
- 風船
- 空のペットボトル
- お湯と冷水
実験手順
- ペットボトルに風船をかぶせる
- 温水→冷水の順に入れる
- 風船の大きさの変化を観察
実験の原理
気体は温度が下がると体積が小さくなります。これはシャルルの法則として知られています。
まとめ|冬の実験は学びの宝庫
冬は実験に向かない季節ではありません。むしろ、冬だからこそ観察できる現象が数多く存在します。
- 冬 実験 簡単
- 冬 自由研究 ネタ
- 家庭でできる 理科実験
こうしたキーワードで探している方にとって、本記事がヒントになれば幸いです。安全に注意しながら、ぜひ冬の科学を楽しんでください。
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