冬になると一気に増える髪の悩み。
「静電気で髪が広がる」「パサつきが目立つ」「頭皮が乾燥してかゆい」「フケが出やすくなる」など、気温と湿度が下がることで髪と頭皮に大きな負担がかかります。
しかし、正しいヘアケアを行えば冬でもツヤ髪は完全にキープできます。
むしろ冬は髪を育てるチャンスと言われるほど、丁寧なケアが春以降の美髪を左右します！
- 1. 冬に髪がダメージを受けやすい理由｜最大の敵は“乾燥”と“摩擦”
- 2. 冬の静電気を防ぐ最強対策は“髪の徹底保湿”
- 3. アウトバストリートメントの正しい使い方｜ドライヤー前が絶対正解
- 4. 冬は頭皮も乾燥している｜かゆみ・フケが出る前にケア
- 5. 週1で効果絶大！冬の“頭皮オイルマッサージ”
- 6. 冬でもツヤ髪になれる1週間ルーティン（保存版）
- 7. 冬におすすめのヘアケア商品
- 8. 今日からできる冬のヘアケアまとめ
- ９【冬におすすめのドライヤー・ヘアアイロン】｜髪を守りながら美髪をつくる最強ツール
- ● 冬におすすめの“ドライヤー”3選
- ● 冬におすすめの“ヘアアイロン（ストレート／カール）”
- ● 【アイロンの温度設定のコツ】冬は“低〜中温”が正解
- ● 【プロが教える】冬のドライヤーの使い方のコツ
- ■ 冬のヘアケア×ドライヤー・アイロンまとめ
- 【冬にすべき3つの習慣】
- 【冬でもツヤ髪をキープするために】
- 関連記事
1. 冬に髪がダメージを受けやすい理由｜最大の敵は“乾燥”と“摩擦”
冬は湿度が下がり、外気はもちろん室内も乾燥します。
その結果、髪と頭皮の水分が奪われ、次のようなトラブルが増えます。
- 髪の静電気
- パサつき
- 広がり
- 枝毛・切れ毛
- 頭皮の乾燥・かゆみ
- フケ
さらに、冬服（マフラー・コート）との摩擦も増加。
乾燥 × 摩擦＝キューティクルが剥がれて静電気発生 → ダメージ増加
という悪循環に陥ります。
つまり冬の美髪対策は
「保湿」「摩擦ケア」「頭皮ケア」
この3つを抑えるだけで大きく改善します。
2. 冬の静電気を防ぐ最強対策は“髪の徹底保湿”
静電気は乾燥のサイン。
逆に言うと髪がしっかり保湿されていれば静電気はほぼ発生しません。
冬のヘアケアで必ず取り入れたいのが、
アウトバストリートメント（洗い流さないトリートメント）
とくに冬は
- ヘアオイル（保護膜／ツヤ／静電気防止）
- ヘアミルク（内部保湿／柔らかさ）
の2種類を使い分けると効果抜群。
【静電気対策①】ヘアオイルで“水分蒸発ストップ”
ヘアオイルの最大の仕事は、
髪の水分を閉じ込めて蒸発を防ぐこと。
冬は1日の湿度が20〜30％台まで下がる日もあり、髪の内部水分が簡単に抜けてしまいます。
ヘアオイルをつけることで
- 静電気が起きにくくなる
- 髪の表面が整いツヤが出る
- ドライヤーの熱ダメージ軽減
といったメリットがあります。
【静電気対策②】ヘアミルクで髪内部をしっかり保湿
ミルク（乳液タイプ）は水分を補う力が高く、
乾燥で硬くなった髪を柔らかくする効果があります。
ロングヘアやカラー毛の人は、
「ミルク→オイル」のW使いが冬は特におすすめ。
3. アウトバストリートメントの正しい使い方｜ドライヤー前が絶対正解
アウトバストリートメントは、
濡れた髪につけてからドライヤーをするのが最も効果的。
理由は3つ：
- 濡れた髪はキューティクルが開いており浸透しやすい
- ドライヤーの熱で水分が逃げるのをオイルが防ぐ
- ヒートプロテクト成分が熱ダメージを吸収して髪が守られる
逆に、何もつけずに乾かすと
水分が蒸発してパサパサの髪に直行。
【アウトバスの正しいつけ方】
- タオルで優しく水分を取り、髪をこすらない
- ミルク → 中間〜毛先に馴染ませる
- オイル → 手のひらで薄く伸ばし毛先中心につける
- 目の粗いコームで均一にとかす
- ドライヤーで根元→毛先の順に乾かす
- 最後は必ず冷風でキューティクルを閉じる
これだけで冬の髪が一気にまとまりやすくなります。
4. 冬は頭皮も乾燥している｜かゆみ・フケが出る前にケア
冬の頭皮は、
- 気温低下→血行不良
- 乾燥→バリア機能低下
- 洗浄力の強いシャンプー→皮脂不足
と、トラブルが一気に起こりやすくなります。
特にかゆみやフケを感じたら要注意。
そのサインは「乾燥が進んでいる」というSOSです。
【頭皮ケア①】シャンプーは保湿タイプに変更
冬のシャンプーは、
「洗浄力が強い＝悪」 と考えるくらいでちょうどいいです。
【選ぶべき成分】
- アミノ酸系
- ベタイン系
- セラミド
- グリセリン
- ヒアルロン酸
【避けたい成分】
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
（乾燥頭皮の原因になることも）
【頭皮ケア②】シャンプー時に熱湯はNG
熱いお湯（42℃〜）は皮脂を奪い、冬の頭皮には刺激が強すぎます。
おすすめ温度は
38〜40℃のぬるま湯
これだけで乾燥がかなり改善します。
5. 週1で効果絶大！冬の“頭皮オイルマッサージ”
乾燥した頭皮には「油分を補うケア」が必要。
特に冬に美容師も推奨する定番ケアが
頭皮のオイルマッサージ。
メリットは豊富で、
- 血行促進
- 頭皮の保湿
- フケ予防
- 頭皮の硬さ改善
- 髪の立ち上がりUP
- リラックス効果
とまさに万能。
【おすすめオイル】
- ホホバオイル
→ 人の皮脂に近く、最も頭皮と相性が良い - アルガンオイル
→ 高保湿。乾燥頭皮に◎ - スイートアーモンドオイル
→ 敏感肌でも使いやすい
【正しい頭皮オイルマッサージ方法】（3〜5分）
- 乾いた頭皮にオイルを数滴つける
- 指の腹で、生え際→頭頂部に円を描くようにマッサージ
- こめかみ、耳の後ろ、襟足をしっかりほぐす
- 5分ほど置いて血行促進
- ぬるま湯で乳化してからシャンプー
この「乳化」がポイント。
オイルをお湯でなじませることでスッキリ洗い流せます。
6. 冬でもツヤ髪になれる1週間ルーティン（保存版）
| 頻度 | ケア内容 |
|---|---|
| 毎日 | アウトバストリートメント → ドライヤー前に必ず使用 |
| 週2〜3回 | 集中保湿トリートメント |
| 週1回 | 頭皮のオイルマッサージ |
| 随時 | 加湿器で湿度40〜60％に保つ |
| 外出時 | 摩擦の少ない素材のマフラー（シルクなど） |
7. 冬におすすめのヘアケア商品
※特定ブランドの誇大販促ではなく、「成分・用途・使いやすさ」で選んだもののみ紹介します。
【ヘアオイル】
● N.（エヌドット）ポリッシュオイル
植物由来で冬の静電気対策に◎。広がる髪をしっとりまとめる人気オイル。
● モロッカンオイル
アルガンオイル配合で高保湿。香りも良く、冬の乾燥に特に強い。
【ヘアミルク】
● ミルボン ジェミールフラン メルティバター
夜つけると翌朝までしっとりまとまり、ミルク初心者でも使いやすい。
● ロレッタ メイクアップミルク（グラマラス）
柔らかさが出て冬の硬い髪が一気に扱いやすくなる。
【頭皮ケアシャンプー】
● コタセラ スパシャンプー
保湿力が高く、かゆみ・乾燥が気になる冬にぴったり。
● アミノメイソン モイスト
アミノ酸系で頭皮にやさしい。コスパも良く冬の乾燥対策向き。
【頭皮オイル】
● 生活の木 ホホバオイル
万能で頭皮に最も合いやすい。敏感肌でも使いやすい。
● メルヴィータ アルガンオイル
保湿力が高く、冬の乾燥頭皮に特に効果的。
8. 今日からできる冬のヘアケアまとめ
最後に、冬の美髪を守るための重要ポイントを整理します。
【冬のヘアケアで最も大事な2つ】
① ドライヤー前のアウトバストリートメントは絶対につける
→ 静電気・パサつき・広がりを一気に防止。
② 頭皮は“保湿＋血行促進”が命
→ 週1のオイルマッサージが最高に効く。
９【冬におすすめのドライヤー・ヘアアイロン】｜髪を守りながら美髪をつくる最強ツール
冬は髪が乾燥しやすいため、ドライヤーやヘアアイロンの“熱”は特に大きな影響を与えます。
間違った温度設定や、ダメージが大きい旧型のアイテムを使っていると、せっかくケアしても熱で髪がパサつくという悪循環に。
逆にいえば、
優秀なドライヤー・アイロンを使うだけでツヤ・まとまり・扱いやすさが一気に変わります！
ここでは、口コミ評価の高さ、髪への優しさ、仕上がりの質を基準に、読者満足度の高いアイテムだけを厳選して紹介します。
● 冬におすすめの“ドライヤー”3選
① ダイソン スーパーソニック
ポイント：速乾 × 低温 × 仕上がりのまとまりが段違い
- 風量が強いのに熱が強すぎないため冬でも乾燥させにくい
- 髪に近づけても熱くならず、オーバードライを防げる
- 乾くのが早く、朝のスタイリングが快適
冬の乾燥対策に向いている理由
短時間で乾かせるので、髪の水分が飛びすぎず「パサつき対策」に最適。
② レプロナイザー 27D（or 7D/4Dなど）
ポイント：乾かすほどに髪が潤うプロレベルの仕上がり
- バイオプログラミング技術により「乾かしているのに水分が入る」感覚
- まとまり・ツヤ・手触りが驚くほど変わる
- カラー毛・ロングヘアとの相性が特に良い
冬に最強レベルの理由
乾燥で硬くなった髪が見違えるほど柔らかくなる。
静電気対策としても非常に優秀。
③ パナソニック ナノケア EH-NA0
ポイント：ナノイーで髪も頭皮も真冬でも潤う
- ナノイーで髪と頭皮に水分を補給しながら乾かせる
- 根元をふんわり、毛先はしっとりまとまる
- 価格・機能・仕上がりのバランスが非常に良い
冬の乾燥頭皮にもおすすめ
頭皮のかゆみや乾燥対策に◎。
● 冬におすすめの“ヘアアイロン（ストレート／カール）”
① リファ ビューテック ストレートアイロン
ポイント：水分を守る“カーボンレイヤー”で低ダメージ
- 髪の水分を飛ばしにくく、仕上がりがしっとり
- 冬でも乾燥しにくいツヤ髪に
- ストレートもカールも対応できる万能性
特に冬向きの理由
乾燥毛でもパサつきが出ず、仕上がりが柔らかい。
② 絹女 ～KINUJO～ ストレートアイロン
ポイント：200℃でも髪の水分を守る“シルクプレート”採用
- アイロンの滑りが良く髪が引っ張られない
- 高温で使っても髪が乾燥しにくい
- 美容師人気が非常に高い
冬にぴったりな理由
高温でも静電気が起きにくく、ツヤが出やすい。
湿度が低い冬の仕上がりに最強クラス。
③ 絹女 ～KINUJO～ カールアイロン（コテ）
ポイント：巻き髪がパサつかずツヤのあるカールが作れる
- 冬でもカールが長持ち
- 毛先が乾燥しにくい
- とにかく傷みにくいコテとして有名
冬におすすめの理由
毛先の乾燥が出やすい季節でも状態を保ちやすい。
● 【アイロンの温度設定のコツ】冬は“低〜中温”が正解
冬は髪が乾燥しがちなので、高温（180〜200℃）は極力避けるのがポイント。
おすすめ温度の目安：
- 細毛：140〜150℃
- 普通毛：150〜160℃
- 硬毛：170℃前後
温度は低くても“ゆっくり丁寧に滑らせる”ことでしっかり伸びます。
冬だけでも低温アイロンにすることで、パサつき・広がりがかなり改善します。
● 【プロが教える】冬のドライヤーの使い方のコツ
冬は乾かし方だけでも髪の仕上がりが大きく変わります。
① 根元を先に乾かす（超重要）
毛先を先に乾かすと乾燥しやすい。
最初は必ず“根元”から。
② 8割乾いたら冷風でキューティクルを閉じる
冬の静電気対策にもなる。
③ 乾かす方向は“上→下”
上から風を当てるとキューティクルが整いツヤが出る。
④ アウトバストリートメントは2回に分けるのも効果的
- 乾かす前にミルク
- 乾いた後に毛先だけオイル
これだけで冬でもしっとりまとまる。
■ 冬のヘアケア×ドライヤー・アイロンまとめ
アウトバストリートメントと併用すると効果が倍増
ドライヤーは「低温・速乾・保湿」タイプが冬に最適
アイロンは“水分保持性能”があるものが必須
温度設定は低温寄りにすることで乾燥ダメージを大幅軽減
【冬にすべき3つの習慣】
- 加湿器で湿度40～60%に保つ
- 摩擦の少ないマフラー・洋服
- ドライヤーは温→冷で仕上げる
【冬でもツヤ髪をキープするために】
冬はケアを丁寧に行えば、
春以降の髪のコンディションが驚くほど変わります。
髪も頭皮も乾燥すると一気にダメージが進むため、
「乾燥させない」「摩擦させない」「頭皮を守る」
この3つを徹底するだけで美髪は確実に育っていきます。
関連記事
コメント