- はじめに|好き嫌いは“根性”ではなく、体と脳の仕組みで起きる
- 食べ物の好き嫌いはなぜ起きる?原因は大きく2つ
- 人間が感じる味は5種類(五味)
- 好き嫌いを悪化させやすい「4つの要素」
- 苦手を減らすコツは2つだけ(無理に食べないのが大事)
- 【食材別】食べやすくなるおすすめ商品まとめ
- 2)ピーマン嫌いにおすすめ(苦味対策)
- 3)ゴーヤ嫌いにおすすめ(強い苦味対策)
- 4)トマト嫌いにおすすめ(酸味・青臭さ対策)
- 5)魚嫌いにおすすめ(生臭さ・骨・調理の壁対策)
- 6)レバー嫌いにおすすめ(匂い・食感が無理でも栄養は取りたい人向け)
- 7)きのこ嫌いにおすすめ(食感が苦手な人向け)
- 8)牛乳が苦手な人におすすめ(匂い・お腹ゴロゴロ対策)
- よくある質問(Q&A)
- まとめ|「苦手」は工夫で軽くできる
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はじめに|好き嫌いは“根性”ではなく、体と脳の仕組みで起きる
食べ物の好き嫌いは、子どもにも大人にもよくある悩みです。
- 野菜の苦味がどうしても無理
- 魚の匂いが受け付けない
- きのこの食感が気持ち悪い
- 納豆の匂いとネバネバが苦手
こうした反応を「わがまま」と感じてしまうこともありますが、実際は違います。
好き嫌いは、生まれつきの体質(遺伝)と、これまでの経験(環境)によって生まれやすいことが分かっています。
この記事では、好き嫌いの理由を整理しながら、無理をせずに「苦手」を減らすための工夫を紹介します。
さらに、食べやすさを助けてくれるおすすめ商品も、食材別にまとめます。
食べ物の好き嫌いはなぜ起きる?原因は大きく2つ
好き嫌いには、大きく分けて2つの要因があります。
1)遺伝的要因(生まれつきの感じ方)
人によって、味の感じ方には差があります。
特に「苦味」を強く感じる人は、苦い野菜や独特な食材を苦手にしやすい傾向があります。
2)環境的要因(食べた経験・記憶)
食べ物は「味」だけでなく、食べたときの体験が記憶として残ります。
- 食べて気持ち悪くなった
- 無理やり食べさせられた
- 匂いがきつくて吐きそうになった
- 食感が受け付けなくて苦痛だった
こうした経験があると、脳が「これは危険・不快」と学習し、嫌いが固定されることがあります。
人間が感じる味は5種類(五味)
味覚の基本は、次の5つです。
- 甘味
- 塩味
- うま味
- 酸味
- 苦味
このうち、甘味・塩味・うま味は、体にとって重要な栄養と結びつきやすいため、自然と好まれやすいといわれています。
- 甘味:エネルギー源
- 塩味:ミネラル
- うま味:タンパク質のもと
一方で酸味・苦味は、腐敗や毒などの危険を連想させるため、警戒されやすい味です。
つまり、酸味や苦味が強いものを避けたくなるのは、ある意味とても自然な反応です。
好き嫌いを悪化させやすい「4つの要素」
嫌いな食べ物には、理由があります。多くの場合、次のどれか(または複数)が当てはまります。
① 苦味(ピーマン・ゴーヤなど)
特に子どもは苦味を強く感じやすく、野菜嫌いの大きな原因になります。
② 酸味(トマト・酢の物・柑橘など)
酸味が強いと「ツンとくる」「すっぱい」「えぐい」と感じやすいです。
③ 匂い(魚・納豆・レバーなど)
味よりも匂いが先に来て、「無理」と感じるケースが多いです。
④ 食感(きのこ・なす・貝類など)
噛んだときの“ぬるっ”“ぐにゃっ”“キュッ”という感触が苦手になることがあります。
苦手を減らすコツは2つだけ(無理に食べないのが大事)
好き嫌いを少しずつ改善したいなら、重要なのは「気合」ではなく手順です。
コツ1:嫌な部分を隠す(味・匂い・見た目・食感)
最初からそのまま食べようとすると失敗しやすいので、嫌な要素を目立たなくします。
- チーズで包む
- カレー味にする
- 甘辛味にする
- 香ばしく焼く
- 細かく切って混ぜる
- とろみで包み込む(卵・あん・ホワイトソース)
「苦手を消す」よりも、「苦手を目立たせない」ほうがうまくいきます。
コツ2:少量を繰り返す(成功体験を積む)
好き嫌いは“脳の学習”です。
だからこそ、上書きするには成功体験が必要です。
- ひと口でOK
- 週1回でもOK
- 食べられたら終わりでOK
「できた」という経験が積み上がると、苦手意識が弱まっていきます。
【食材別】食べやすくなるおすすめ商品まとめ
ここからは、苦手が出やすい食材別に「食べやすくするための商品」を紹介します。
すべて家庭で取り入れやすいものを中心にまとめています。
1)納豆が苦手な人におすすめ(匂い・ネバネバ対策)
納豆は栄養価が高い一方で、
- 匂いが嫌
- ネバネバが嫌
- 見た目が無理
- 食べる習慣がない
といった理由で苦手な人も多い食材です。
ポイントは、納豆っぽさを弱めて「別の料理として食べる」ことです。
✅おすすめ商品
- におい控えめ納豆(におわなっとう等)
→ 匂いが少なく、最初の一歩に向いています - たれ後入れタイプの納豆(パキッとたれ等)
→ 匂いが立つ時間を減らしやすい - フリーズドライ納豆
→ ネバネバがなく、おやつ・サラダにも使いやすい - 納豆ふりかけ
→ “納豆感”がかなり薄く、ご飯に混ぜるだけでOK - とろけるチーズ
→ 納豆の匂いとクセを包んで食べやすくする定番アイテム
✅食べやすい食べ方
- 納豆+チーズ+ごま油(香ばしさで匂い対策)
- 納豆オムレツ(卵で包む)
- 納豆チャーハン(熱で匂いがマイルド)
- 納豆トースト(チーズを強めに)
2)ピーマン嫌いにおすすめ(苦味対策)
ピーマンが苦手な理由は、ほとんどが苦味と青臭さです。
苦味は「うま味」と「脂」でかなり隠れます。
✅おすすめ商品
- オイスターソース
→ 苦味を中華のうま味で上書き - 青椒肉絲の素
→ 味が強く、失敗しにくい - 焼肉のたれ(甘口)
→ 甘辛味で食べやすくなる - 冷凍カットピーマン
→ 調理のハードルが下がり、混ぜ込みやすい
✅食べやすい食べ方
- ひき肉と炒めて“肉の料理”に寄せる
- チーズ焼きにする
- 細切りにして火を通しすぎない(青臭さを減らす)
3)ゴーヤ嫌いにおすすめ(強い苦味対策)
ゴーヤの最大の壁は苦味です。
下処理で苦味を減らし、味付けで“苦味以外の印象”を増やすのがコツです。
✅おすすめ商品
- 塩(塩もみ用)
- ツナ缶(苦味をまろやかに)
- 卵(包み込む)
- かつお節(風味で苦味を散らす)
✅食べやすい食べ方
- 薄切り→塩もみ→さっと湯通し
- ツナ+卵で炒める
- 味噌味・甘辛味にする
4)トマト嫌いにおすすめ(酸味・青臭さ対策)
トマトが苦手な人は、生の酸味や青臭さで嫌いになることが多いです。
そんなときは「加熱」と「加工品」が強い味方になります。
✅おすすめ商品
- トマトピューレ/トマトペースト
→ 少量を料理に混ぜて慣らせる - カゴメなどのトマトジュース(食塩無添加)
→ スープや煮込みに使いやすい - ケチャップ
→ 子どもが受け入れやすい味に寄せられる - ミートソースの素
→ トマト感を隠して“うま味”を増やせる
✅食べやすい食べ方
- カレーに少量混ぜる
- ミートソースにする
- チーズと合わせる(ピザ・グラタン系)
5)魚嫌いにおすすめ(生臭さ・骨・調理の壁対策)
魚が苦手な理由は、だいたいこの3つです。
- 匂いが気になる
- 骨が怖い・面倒
- 調理が難しい
まずは「骨なし」「味付き」「焼くだけ」で成功体験を作ると楽です。
✅おすすめ商品
- 骨取り冷凍魚(サバ・鮭など)
→ 骨問題が消えるだけで一気に食べやすくなる - 西京漬け(味噌漬け)
→ 味噌の香りで生臭さが減る - 塩麹
→ 匂いを抑え、身をやわらかくする - レモン果汁
→ 風味を足して生臭さを消す - 冷凍の魚フライ/フィッシュスティック
→ “魚っぽさ”が薄く、子どもにも食べやすい
✅食べやすい食べ方
- 味噌漬け・照り焼き
- フライで食感を変える
- タルタルソースで“別料理化”する
6)レバー嫌いにおすすめ(匂い・食感が無理でも栄養は取りたい人向け)
レバーは栄養面で魅力がありますが、匂いと食感が強く苦手になりやすい食材です。
どうしても難しい場合は、無理に食べず“代替”で補う考え方も有効です。
✅おすすめ商品
- ヘム鉄サプリ(鉄分補給)
- 鉄分入りきなこ
- 鉄分グミ(子ども向け)
- レバーペースト(少量で試せる)
✅食べやすい食べ方(レバーを食べる場合)
- 牛乳に少し漬けて臭みを減らす
- しょうが+にんにく+濃い味で炒める
- パテやペーストで“食感”を消す
7)きのこ嫌いにおすすめ(食感が苦手な人向け)
きのこは匂いよりも、「くにゃっ」「ぬるっ」「キュッ」という食感が原因になりがちです。
細かくして“存在感を消す”のがコツです。
✅おすすめ商品
- きのこミックス冷凍(刻む手間が減る)
- 乾燥しいたけ(だし用)(具として食べない選択)
- 炊き込みご飯の素(味で食べやすくする)
✅食べやすい食べ方
- みじん切りにしてハンバーグへ
- スープで柔らかくする
- チーズやホワイトソースで包む
8)牛乳が苦手な人におすすめ(匂い・お腹ゴロゴロ対策)
牛乳が苦手な理由は、
- 匂いが嫌
- 口に残る感じが嫌
- 乳糖でお腹が不調になる
など、人によってさまざまです。
✅おすすめ商品
- オーツミルク
- アーモンドミルク
- 豆乳(調製豆乳)
- 乳糖が少ないタイプのミルク
- プロテイン(ミルク味以外)
✅取り入れやすい方法
- ココアに混ぜる
- カフェオレにする
- スープ・シチューで加熱して使う
よくある質問(Q&A)
Q1. 好き嫌いは本当に治りますか?
「完全に好きになる」までいかなくても、食べられる状態に近づく人は多いです。
大切なのは、無理をしないことと、成功体験を増やすことです。
Q2. 子どもの好き嫌いは放置して大丈夫?
成長とともに食べられるようになるケースもあります。
ただし、無理やり食べさせると嫌いが強化されやすいので、まずは「食べられた経験」を作る方向が安心です。
Q3. 大人の好き嫌いは遅いですか?
遅くありません。
大人でも、調理法や食べ方が変わるだけで「意外といける」と感じることはあります。
まとめ|「苦手」は工夫で軽くできる
食べ物の好き嫌いは、わがままではなく、
- 遺伝(感じ方の差)
- 経験(快・不快の記憶)
によって生まれやすいものです。
そして克服のコツは、難しいことではありません。
- 嫌な要素を隠して食べる
- 少量を繰り返して慣れる
この2つを意識するだけで、「絶対無理」が「少しなら食べられる」に変わることがあります。
納豆、ピーマン、魚、トマト、レバー、きのこ…
苦手になりやすい食材ほど、工夫の余地があります。
まずは食べやすい商品や調理法から、無理なく試してみてください。
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